日本レーベン(札幌市中央区北10条西24丁目3、枝広誠彦社長)は、札幌市中央区南1条西14丁目ほかの複合型医療・介護施設「ウィステリア」シリーズの5棟目新築の施工を大成建設に決め、月内に着工する見通しだ。
計画によると、建物規模はRC造、地下1地上12階、延べ1万4361m²。サービス付き高齢者向け住宅106室をはじめ、一般賃貸住宅12室や調剤薬局が入るほか、医療機関(6―7科目)、保育所などのテナント入居を予定する。建築費などに42億5000万円を見込む。
建設地は南1条通と福住桑園通に面する札幌市中央区南1条西14丁目291の81、同南2条西14丁目291の93の市教育委員会庁舎跡地。徒歩5分圏内に多くの医療機関が立地し、交通の利便性も良い場所。設計は自社。2018年9月の完成を予定している。
同社は地域の基幹病院と連携したサービス付き高齢者向け住宅と、医療モール、調剤薬局などを組み合わせた医療と介護施設の複合型モデルを「ウィステリア」のブランド名で展開している。