札幌市都市局は、2017年度早々にも伏古団地建て替えの実施設計を公告する考えだ。予算獲得が前提となるが、建設する新1―3号棟と解体する現17、18号棟の設計一本化も検討している。
伏古団地は18棟690戸で構成。建て替えに当たり、基本計画では1―6号棟をA、7―10号棟をB、11―18号棟をCとブロック分けし、C、B、Aの順で施工する。
Cブロックは、東区伏古3条3丁目に位置する。このうち初弾工事では敷地南側の17、18号棟を解体し、新1―3号棟を建設する。解体は18年度、新住棟建設は18―19年度の施工を予定している。規模はいずれもRC造、5階、延べ約3000m²前後となる見込み。
同局は具体的なスケジュールは今後詰めるとしているものの、着工などはこれまでの市住建て替えと同時期になるものと想定している。本年度の東雁来団地3号棟新築主体は6月に公告、7月に入札し、3定市議会で契約承認を受けた。
初弾工に続き、20年度は敷地北側の11、12号棟を解体し、20―21年度に新5―7号棟を建設。22年度は中央部の13―16号棟を解体し、22―23年度で新4、8号棟と集会所を建設する計画だ。実施設計は、いずれも対象号棟の着工前年度に進める考えだ。