小樽・色内地区に4700㎡のホテル計画-東京の不動産再生・コンサル会社

2016年11月25日 19時23分

 不動産の再生・開発、コンサルティングを手掛けるビーロット(東京都港区新橋2丁目19の10、宮内誠社長)は、小樽市色内地区でホテルの建設を計画している。2018年4月の開業を目指し、17年度に施工業者を選定する。

 建設地は小樽市色内1丁目5の7で、観光スポットの堺町通の入り口付近。規模はRC造、8階、延べ約4700m²で計画。客室はツインとダブルの2タイプがメインとなる。設計はフィルド(本社・札幌)とABアコモ(同・東京)の設計共同体が進めている。

 小樽市によると、同市の15年度観光入り込み客は、前年度比6.7%増の794万9300人に上り、4年連続で増加。宿泊客も5.5%増の70万200人と、10年ぶりに70万人台を超えた。

 現在、市内の宿泊施設が不足傾向にあり、小樽に来た観光客が宿泊せず、札幌のホテルなどに日帰りしてしまうというかねての課題に拍車を掛けている。このためビーロットは、旧三井銀行小樽支店など歴史的建造物が集まる色内地区へのホテル建設を決めた。

 同社の担当者は「周辺のホテルと比べて高額とならないような価格設定を考えている。施工業者については、北海道エリアで実績のある企業を選びたい」と話している。


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