苫小牧駒沢大が18年度から京都育英館に経営移管-総合大学化へ

2017年01月27日 19時22分

 学校法人駒沢大学(東京)は27日、苫小牧市錦岡521の293にある苫小牧駒沢大の経営を2018年度から学校法人京都育英館(京都)へ移管すると発表した。京都育英館の松尾英孝理事長は、国際文化学部だけの同大について、総合大学化を目指す方針を示した。

 同大の移管は、駒沢大学が26日の理事会で決定。文部科学省への設置者変更等を3月に申請、6月にも認可される見込み。移管後の大学名は未定。

 27日、同大で開いた記者会見で、松尾理事長は、今後の大学運営に当たり「単科大学では厳しい」とし、18年度からは既存の国際文化学部に加え、看護系の学部を設ける意向。現在のキャンパスの活用を基本に、設備投資しながら、将来的には経済学部などを開設し、総合大学を目指す考えを示した。

 岩倉博文苫小牧市長は「四年制の大学が存続するという結果については安堵(あんど)している」とコメントを発表した。


関連キーワード: 学校

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 東宏
  • オノデラ
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,375)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,288)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,279)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,075)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (989)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。