開発局の初回経常JV登録は44組-単体志向強まり16組減

2017年04月20日 19時15分

 北海道開発局の2017・18年度第1回経常共同体登録状況がまとまった。総数は44組で、前回(15・16年度)定期資格審査直後と比べて16組が減少した。一般土木は24組で過去最少の結成数にとどまり、単体志向が強まっている。

 今回決定したのは、定期資格審査結果を受けて3月10―21日に受理した第1回申請分。一般土木、舗装、しゅんせつなど7工種を登録した。

 工種別に見ると、一般土木のうちA等級は17組を占め、B等級は4組、C等級は3組という状況。

 希望部局は札幌が7組で最多。次いで室蘭が6組、釧路が4組、帯広が3組などと続く。業者別では堀松建設工業(留萌)が3組、伊藤組土建(札幌)と勇建設(同)がそれぞれ2組を結成した。

 条件が厳しくなり、結成メリットが薄れたことなどを受けて減少傾向をたどっている。一般土木は前々回(13・14年度)がアベノミクスの補正予算効果もあって65組登録したが、前回(15・16年度)は38組まで半減。今回もさらに減少した形だ。

 舗装は9組で内訳はA等級が8組、B等級が1組。帯広が4組で最も多く、函館と旭川が2組ずつとなっている。業者別に見ると、最多は3組で道路工業(札幌)と大同舗道(同)が共に並んだ。

 一方、3月22―31日で受け付けた第2回申請分も11日付で10組を認定した。


関連キーワード: 企業 国交省

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 川崎建設
  • 東宏
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,392)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,305)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,304)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (1,114)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,050)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。