苗穂駅北口西地区開発のプランニングが大京、住友で進む

2017年04月24日 19時24分

 JR苗穂駅の移転改築に伴う駅北口西地区開発事業に関して、大京と住友不動産が施設配置などのプランニングを進めている。3地区に分けて整備し、地上28階の高層マンション、サービス付き高齢者住宅、商業施設などをそれぞれ建設する計画。各施設の設計は北海道日建設計が担う見通し。2018年度の工事着手を目指している。

 苗穂駅北口西地区事業は、札幌市東区北5条東10、11丁目周辺のJR北海道研修センター跡地約1・4haの敷地を利用した再開発。JR北海道の事業パートナーに選定された大京と住友不動産がプランニングを担い、集合住宅A、B地区と商業・業務地区の計画を練っている。

 A地区に計画するマンションは28階、延べ3万7388m²で約310戸となる見通しで、高さ90mとなるもようだ。その西側に配置する同B地区では、サービス付き高齢者住宅を構想し、規模は約160戸、11階、延べ1万2088m²を計画。地区北側に建設する商業・業務地区は3階、延べ2232m²をそれぞれ見込んでいる。

 A地区のマンション開発は両社が担当するが、B地区と商業・業務地区の建設、運営者などは調整中。17年度は各地区の実施設計や研修センター(SRC造、5階、延べ約1万4000m²)の解体を進め、18年度にも着工する。完成は20年度となる見通し。


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