社会福祉法人雄心会(北斗市清水川4の1、伊藤正明理事長)は、仮称・複合型施設いなほを北斗市に新設する。規模はS造、3階、延べ5804m²。補助金の交付決定通知時期にもよるが、早ければ6月にも公告をしたい考えで、7月ごろの着工を目指す。
建設地は北斗市清水川1ほか。同法人が運営する介護老人保健施設いなほ(北斗市清水川4の1)の職員用駐車場を利用して整備する。既存施設とは渡り廊下で結ぶ。
新施設の1階では、デイサービスや多機能型自立訓練を行う障害福祉サービスを展開。2階は地域密着型特別養護老人ホームを設け、ショートステイと合わせて定員30人を確保する計画だ。3階には40人程度のサービス付き高齢者住宅が入る。
同法人は27日、新施設の造成を開札し、森川組が1回目、1150万円(税抜き)で落札した。工期は5月15日までを予定している。
造成完了後、建築確認申請など各種手続きを進め、補助金の交付決定後、本体を公告する。17年度内の完成、18年度の供用開始を見込む。