ポテトサラダなど総菜製造のダイエットクック白老(白老町石山68の14、末次和浩社長)は、北海道新工場の施工をピーエス三菱に決め、7日、白老町の現地で安全祈願祭を行った。生産設備を含めた総事業費は約25億円。工期は8日から2018年3月31日までで、同4月の生産開始を目指す。
同社はマヨネーズやドレッシングの製造販売などを手掛けるケンコーマヨネーズ(本社・東京)の子会社で、道産ジャガイモを使ったポテトサラダなどを食品スーパーやコンビニ向けに製造している。白老町石山工業団地内にある既存工場が老朽化し、総菜の需要拡大で手狭になってきたため、新たな工場建設を決めた。
建設地はケンコーマヨネーズの子会社であるライラックフーズの工場東側の白老町石山68の11。規模はS造、2階、延べ6298m²。設計と施工監理はキリンエンジニアリングが担う。年間生産量は現在の4000㌧から7000㌧になる。
安全祈願祭には、末次社長や炭井孝志ケンコーマヨネーズ社長、戸田安彦白老町長、山本浩平白老町議会議長、平井理キリンエンジニアリング社長、藤井敏道ピーエス三菱社長ら関係者約30人が出席し、工事の無事完成を祈った。