新庁舎建設に向け、基本・実施設計者を選定するための公募型プロポーザルを実施している旭川市は、7月5日午後2時20分から旭川市市民文化会館で公開プレゼンテーションを開く。事前の申し込みは不要で入場無料。座席数に限りがあるため、傍聴者多数の場合は入場できない場合もある。
新庁舎は2期に分けて段階的に整備する計画。1期棟は延べ2万3000m²、8階建てを想定し、建設費は92億円を試算。業務期間は約22カ月で、2019年度半ばから30カ月かけて建設する。
参加要件は3者による共同体で、代表者は市の建築設計の入札参加資格を有する者とし、地域要件は問わない。その他の構成員は旭川市内業者としている。現在2共同体が参加表明をしており、市が設定した課題について技術提案書の作成を進めている。
当日は審査の公平性を保つため、各共同体は名称が伏せられた上で、技術提案書の中身を説明するほか、審査委員による質疑が行われる。各共同体とも提案説明20分、質疑応答15分の計35分が持ち時間となっている。
閉会後、審査委員会による最終選考を非公開で実施。結果は後日、市のホームページで公表する。