訓子府町がスポーツセンター建て替えに来年2月着工-最大12億円投入

2017年07月06日 19時08分

 訓子府町は、スポーツセンター建て替えの2018年2月着工を計画している。建設費はまだ固まっていないが、10億―12億円程度を見込み、12月開会の定例町議会で補正する。工期は19年3月までを予定し、同4月の供用開始を目指す。

 東町400にある現施設はS造、2階、延べ2680m²で1978年に建設。耐震強度が不十分なため、アリーナや小体育館、トレーニング室などを解体してから現地で建て替えることにした。現施設の解体は約1億7000万円を見込み、9月の発注を予定している。

 基本・実施設計は日本工房が担当。新施設はRC一部S造、2階、延べ2900m²の規模で計画している。1階はアリーナやボルダリングの練習場、事務室、研修室、ロッカー室などを設置。2階はストレッチスペースや現施設に備わっていないランニングコースをアリーナ外周部に設ける。また、玄関上部の吹き抜けをなくし、ストレッチスペースを設けるなど広々とした空間を確保する。

 現施設の解体時には、隣接する青少年研修館も併せて解体を行う。建て替えの配置上、支障を来すことと、老朽化が進行しているため。地域団体の会議や部活動の合宿所として利用されている同館はW造、平屋、延べ157m²。解体後は建て替えるか賃借するかなど検討を進めている。


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