道内の企業倒産が5年ぶり増加、1-6月で148件に-帝国DB調べ

2017年07月07日 19時11分

 帝国データバンク札幌支店が7日発表した2017年上半期(1―6月)の道内企業倒産集計によると、件数は前年同期比15.6%増の148件となった。上半期としては5年ぶりに増加となったが、過去10年では3番目に少ない。負債総額は小規模倒産が多く、10億円を超える大型倒産が1件だったため、65.3%減の169億8400万円にとどまった。

 業種別件数は、建設が前年同期を18.8%上回る38件で最多となった。札幌支店によると、住宅関連企業の小規模倒産が増えているという。以下、小売33件、サービス31件、卸売22件、製造と運輸・通信が各9件などと続く。倒産理由は販売不振が106件で約7割を占めた。

 負債額別に見ると、5000万円未満が78件で最多。5000万―1億円未満は26件、1億―5億円未満が37件、5億―10億円未満が6件、10億円以上が1件だった。前期に続いて負債額1億円未満の倒産が7割以上を占めている。主な倒産では飲食事業を担うグループ会社の支援・管理する事業持株会社のフードプラネット(札幌)が11億1000万円の負債で破産した。上半期で唯一の大型倒産となる。

 地域別の倒産件数は石狩57件、釧路16件、胆振15件、オホーツク14件、渡島と上川が各12件、空知11件、後志7件、日高2件、根室と十勝が各1件となっている。業歴別では、30年以上の企業の倒産が37.8%の56件と最も多かった。

 6月単月では、件数が前年同月比4%減の24件、負債総額は104.4%増の34億600万円。その他を除く件数の内訳はサービス8件、建設6件、小売5件、卸売と運輸・通信が各2件、製造と不動産の倒産はなかった。


関連キーワード: 景気動向

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

株式会社クリエイター
  • 川崎建設
  • オノデラ
  • イイファス

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

工事が順調に進展 仮称・苫小牧中央インター線
2020年06月16日 (3,011)
コストコ 石狩湾新港に道内2店目を検討
2019年12月12日 (2,141)
道央道で高強度繊維補強コンの試験施工 東日本高速道路
2020年06月29日 (1,829)
明治、札幌工場敷地1.3万m²を売却へ 恵庭に新工場
2020年07月03日 (1,413)
コストコ石狩倉庫店 21年春開業へ
2020年04月24日 (1,159)

連載・特集

連載 サハリン・スケッチnew

サハリン・スケッチ
稚内市サハリン事務所の三谷将所長に、四半期ごとの定期連載で現地の様子を伝えてもらいます。

連載 札幌市新幹部に聞く2020new

札幌市新幹部に聞く2020
4月1日付の人事異動で現ポストに就任した、新幹部4人に今後の抱負などを聞いた。

連載 深掘り

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。