統計・データ

地銀と信金に「格差」 道内の住宅ローン貸し出し

2021年08月27日 15時00分

 住宅ローンの貸し出しを巡って、地銀と信金の格差が鮮明になってきた。各機関のディスクロージャー資料を分析したところ、北洋銀行、北海道銀行の2行を合算すると直近2年で貸出残高が合計2600億円以上増加。一方で信金は10機関合計で240億円強の減少となった。住宅は消費増税やコロナ禍の影響から持ち直しつつあるが、資金ニーズの取り込みは地域や経営体力で明暗が分かれている。

札幌市の20年度開発行為許可 総面積が過去10年で最小に

2021年08月27日 10時00分
札幌市の20年度開発行為許可 総面積が過去10年で最小に

 札幌市の2020年度開発行為の許可実績がまとまった。件数は前年度比3件増の20件、総面積は28.8%減の17万886m²。面積を見ると自己用は3・6倍に伸びたが、非自己用が約8割減と大きく落ち込んだため、全体としては前年度を下回った。また、過去10年で件数は2番目に少なく、面積は最も小さかった。

関連キーワード: さっぽろ圏

本道、人口減でも世帯数は増 21年1月1日時点調査

2021年08月22日 10時00分
本道、人口減でも世帯数は増 21年1月1日時点調査

 本道の世帯数が増え続けている。総務省が8月上旬に公表した2021年1月1日時点の人口動態・世帯数調査によると、止まらない人口減少の一方で世帯数は前年比5285増の279万5571。5年前と比べると4万4289増えた。世帯は住宅需要の大本となるほか、食品や日用品の購入といった経済活動の基盤となる。増加ペースは年々鈍るものの、地域の消費ニーズを読む上で見落とせない。

道内35市の21年6月新設住宅着工戸数は2819戸

2021年08月18日 10時00分

 道内35市の2021年6月新設住宅着工戸数は2819戸で、前年同月を5.9%上回った。4カ月連続の増加で、分譲住宅が2月以来の減少になったものの、引き続き好調な持ち家に支えられた。1月からの累計は1万3717戸で、前年同期より12.6%伸びている。

関連キーワード: 住宅

竹中が270億円で首位 4―6月のゼネコン道内受注高

2021年08月06日 10時00分

 北海道建設新聞社は、2021年度第1四半期(4―6月)のゼネコン道内受注高ランキングをまとめた。首位は民間建築を中心に270億6600万円を受注した竹中工務店。第1四半期での200億円超えは18年度の中山組以来となる。これに中山組、伊藤組土建、鹿島、砂子組と続く。上位50社の受注総額は前年度同期比14.5%減の2080億2000万円。土木部門は前年度同期並みを確保できたものの、建築部門は2割以上減少した。

関連キーワード: ゼネコン道内受注高

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 川崎建設
  • オノデラ
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,381)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,302)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,295)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (1,108)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,046)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。