士別市朝日町に本社を置くイトイ産業などのイトイグループホールディングス(イトイGH)は、プロ野球独立リーグに所属する「KAMIKAWA・士別サムライブレイズ」とスキージャンプの「ブレイズスキーチーム」を設立し、今月初めには中学生を対象とした少年野球チームも創設。地域の活性化と担い手確保を軸にスポーツによる地域貢献に力を入れる。(記事の全文は北海道建設新聞2023年12月14日付8面に掲載)
2024年問題による道北の物流危機が深刻さを増している。北海道開発局は中継輸送の実証実験を進めているが、運賃の調整などさまざまな課題が突き付けられている。高齢化や担い手不足への対応には、荷主を含めた業界全体での連携が求められている。
全道で異例の猛暑となった今夏。宗谷管内でも8月下旬まで暑さが長引く異常気象に見舞われた。各自治体は小中学校の教室で冷房設置や夏休みの期間延長など暑さ対策に向けた対応を進めている。
道は、2023年7月1日時点の道内基準地価を発表した。林地を除く宅地995地点の全道平均変動率はプラス2・3%。住宅地、商業地、工業地の全ての用途が前年度を上回り、3年連続の上昇となった。上昇率を見ると、ラピダス(本社・東京)の次世代半導体工場新築で注目を浴びる千歳市が住宅地、商業地ともに上位3位までを独占。住宅地は戸建てに加え、企業進出で共同住宅などの需要が旺盛となっており、商業地も半導体関連企業のオフィス用地需要や投資目的の土地取引が活発化しているとみられる。
中頓別町は、日本最北のワイン生産地を目指している。特産品の開発を目指しブドウの試験栽培を始めた。良好な結果を得て2023年度は商用化を見据えた苗木を定植。30年度の試験販売を経て、本格的なワイン生産に結び付けたい考えだ。