テックサプライ(本社・札幌)は、ビルメンテナンスと警備業を主体とする会社。建物と人を守る企業姿勢から地球環境の保全にも積極的で、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を象徴したエシカルショップＰｏｎｏ(ポノ)を札幌市中央区の円山裏参道に出店する。幡優子社長は「安心して生き続けられるような地球を残すことが、私たちの一つの使命」と話す。
積水化学工業(本社・大阪)が進める大規模複合開発「札幌リードタウン平岸ベース」で、住宅街区の販売が本格化した。2月に戸建て分譲を開始したほか、3月中旬には分譲マンションを売り出す。戸建ては1期分で供給した5戸全てが予約済み。開発地区内に商業施設があるほか、今後病院も新築されることから関心を集めている。
大林組は、デジタル空間上でＢＩＭの3Ｄモデルに周囲の地形やクレーンの位置、就労人員などの現場稼働状況をリアルタイムに反映する「4Ｄ施工管理支援システム」を開発した。遠隔からの状況確認や情報の解析による施工管理業務の変革を実現。北広島市内のエスコンフィールドＨＯＫＫＡＩＤＯ新築で実証実験している。
イーベック(本社・札幌)は、新型コロナウイルスの変異株への対応が有望視される医薬品用の抗体を開発したバイオベンチャー企業だ。1月には札幌市などが立ち上げた健康医療・バイオ分野に特化する官民連携地域ファンドの投資先企業に選定された。同社のキャッチフレーズである〝70億人の医療をこっそりささえる〟ための展望を土井尚人社長(55)に聞いた。
