2020年05月02日 16時00分
建築・土木業を展開する日成建設(本社・芦別)は新型コロナウイルスが猛威を振るう中、ことし受注予定だった工場増築計画が延期となる憂き目に遭った。終息時期は不透明だが、坂田啓一郎社長は「できることから対策を講じたい」と前向きだ。新型コロナウイルスの悪循環で工事用資材が少量では入手しにくい場合、複数企業でロット購入を検討するなど知恵を巡らせている。
2020年05月02日 10時00分
北海道生コンクリート工業組合(道生コン工組)は24日、コンクリート技術センター開設が柱の共同試験事業を2020年度から始めることを固めた。同日開いた書面理事会で、既存の指導教育や調査研究などと並び、重点事業に加えることを決めた。事業開始は7月1日を予定。今後は全国生コンクリート工業組合連合会(全生連)から共同試験場の認定を受けた後、生コン工場自ら実施することが原則の原材料の受け入れ検査を代行することで、生コンの品質向上や信頼性の確保につなげる方針だ。
2020年05月01日 16時00分
五十嵐組(本社・名寄)の五十嵐幸次副社長は、新型コロナウイルスの感染拡大について、現段階では建設業への影響は少ないとしながらも「これから公共、民間工事ともに受注量が減る可能性はある」と危機感を持つ。他業種のグループ企業では影響が出始めていて、先が見えない状況に不安を感じながらも地域建設業として地元経済を引っ張る考えだ。
2020年05月01日 10時00分
道は、新型コロナウイルス感染症対策経営支援センターを開設する。資金繰りや助成金の申請など、企業が抱える課題に合わせて専門家を派遣する。派遣費用は無料。相談の受け付けは30日午後1時半から。
2020年05月01日 10時00分
マスク、着けていますか―。苫重建設(本社・苫小牧)は、自社で保有する重機に「マスク」を装着し、道行くドライバーなどに新型コロナウイルス対策を呼び掛けている=写真。