北海道開発局が12日に開いた社会資本整備審議会道路分科会の第31回北海道地方小委員会で、北海道横断自動車道女満別空港―網走間、蘭越―倶知安間の第2回となる計画段階評価が実施された。順調に審議が進めば、年度内に新規採択時評価、2023年度には事業化する可能性がある。地域住民の理解の下、本道がわが国に貢献するポテンシャルを出し切れる案を選定し、着実な整備を望む。
大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合(札幌市中央区大通西4丁目1、理事長・土本清幸平和不動産社長)が、同街区で計画する再開発ビルの総事業費は約624億円となっている。うち既存ビルの除却に24億円を見込む。
湧別町は庁舎等集約化について、庁舎新築と既存施設のいずれかを庁舎として活用する場合の概算費用をまとめた。庁舎新築は38億1000万円を試算。既存施設活用では、ともに増築・改修が必要となる上湧別庁舎に27億4900万円、中湧別小に31億7800万円を見込む。既存施設活用で候補に挙がっていた中湧別中町の文化センターTOMはホール天井の改修で特殊部材が必要になるなど、費用総額が新築を上回るため議論から外し、新築を含む3案に絞った。
空知総合局産業振興部は、南幌町で区画整理などを進めている経営体鶴城一期地区の2023年度以降残事業費に15億6940万4000円を見込む。残事業量は農業用用水路3564m、農業用排水路2517m、区画整理127.1haとなっている。
ニセコ町は市街地区簡易水道配水施設の更新を計画している。配水池2池を新設するほか、滅菌設備が入る浄水施設を新築する方針。2023年度に実施設計をし、24年度から2カ年での施工を目指す。総事業費は数億円に上る見通しだ。