帯広開建が進めている十勝川水系河川整備計画の2023年度以降残事業費は826億円となっている。河道掘削の延長は43.7kmを残し、暫定堤防の完成堤防化や急流河川の堤防保護対策を進める。
渡島総合局農村振興課は、農道集落道整備鉛川地区の2024年度着工を計画している。約600mの道路新設で、総事業費に2億5000万円を試算。22年度は調査設計を進め、23年度に用地確定測量を予定している。
旭川市教育委員会は、2023年度の補助事業で日章小と明星中の耐震改修費として約4億8000万円を要望している。どちらも鉄骨ブレースを外壁に設置して補強。明星中は校舎のみの単年度施工だが、日章小は屋体も耐震化するため2カ年がかかる見通しだ。
岩見沢市は、3・4・39西20丁目通の都市計画街路新設のⅡ期工区整備に向けて、市道から道道昇格を要望しており、2026年度の着工を目指している。Ⅱ期は北3通―4条通(道道岩見沢月形線)間の延長780m。23年3月完了の詳細設計を踏まえ、23年度は都市計画変更、用地確定測量、用地買収、家屋補償に取り組む。用地買収や家屋補償は25年度までかかる見通し。
平取町は、役場庁舎建て替えなどを盛り込んだ本町市街地グランドデザイン計画を策定した。コンパクトで持続可能なまちづくりに向けた長期的な方針を示したもの。老朽化が進む役場庁舎や災害リスクの高い町民体育館の建て替えなど施設の整備・再配置を進める方針だ。