旭川市水道局は、2023年度下水道事業の国費概算要望に19億300万円を積み上げている。前年度比で34.1%の減少で、下水処理センター汚泥焼却施設の整備完了の影響が大きい。工事の新規では同センター6系最終沈殿池設備更新、石狩川左9―1号幹線雨水排水路新設、末広東・西B地区汚水管更新などを盛り込んだ。委託では亀吉ポンプ場現地改築の詳細設計、下水処理センター耐震設計の着手を要望している。
北見市は、2023年度の道路メンテナンス補助を活用した橋梁長寿命化関連の1次要望として4億円程度を積み上げている。北見自治区にある中富橋や留辺蘂自治区の瑞穂橋など5橋の補修を盛り込んだほか、継続の朝日橋架け換えで、床版や橋面の工事に着手する考え。秋にも本要望を挙げる見通しだ。