札幌市環境局は2月28日、移転新築を計画する西清掃事務所に関し、移転先を発寒地区雪堆積場とする方針を明らかにした。2022年度に基本設計、23年度に実施設計を進め、24年度に着工。25年度の完成後、移転作業に入る見通しだ。現事務所の跡地は発寒清掃工場建て替え用地となる。
札幌市は、篠路破砕工場の更新施設となる白石破砕工場更新基本計画案をまとめた。設計、施工、管理運営を一括するDBO方式を採用。2022年度は事業者公募に向けた要求水準書の検討に入るため、環境局はアドバイザリー業務を早期に発注したい考えだ。23年度にも事業者を公募し、24―26年度に設計と施工を進め、27年度の施設稼働を目指す。
札幌市環境局は西区にある発寒清掃工場の更新を計画している。隣接する西清掃事務所の移転後、跡地で建て替える。処理能力は現工場を40㌧上回る1日当たり640㌧を想定。年度明け早々に基本構想策定業務を発注し、2023年度にも基本計画策定に着手する考えだ。基本計画策定と並行してPFIの導入可能性調査も進める。32年度の稼働を目指す。
下川町は2022年度、老朽化が進む下川浄水場の建て替えに着工する。現施設の規模はRC造、2階、延べ935m²。施設本体や送水管を含めた総事業費は約17億8000万円を見込み、2カ年で施工する。複数に分割して、秋までには指名競争入札する予定だ。