大樹町は、2022―31年度を期間とする公営住宅等長寿命化計画の素案をまとめた。市街地にある団地の用途廃止や建て替えに伴う入居者の受け皿として、仮称まちなか団地新築(W造、30戸)を構想。整備期間は24―30年度を見込む。建設地は市街地東部の旧特養老人ホーム跡地か南部の旧町営高齢者向け住宅跡地を検討。また、双葉町団地を現地で建て替える。構想期間(32―41年度)を含めて44戸から12戸に縮小する。
長沼町は、老朽化が進む町立長沼病院の改築について、2022年度にも議論を本格化させたい意向だ。同病院3階には病床を一部転換した町立介護療養型老人保健施設「いこい」を設けていることから、同施設の取り扱いも病院と並行して検討する。
この記事は北海道建設新聞2022年1月26日付11面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。
北広島市は、史跡旧島松駅逓所の改修に2024年度に着工する考えだ。耐震補強と老朽改善が目的。22年度に基本設計、23年度に実施設計を進める。展示内容も見直し、史跡の価値を分かりやすく伝える。史跡公園など駅逓所以外の施設整備は25―27年度に実施する計画。総事業費に数億円を見込んでいる。
小樽建管は泊共和線新設で、2022年度施工分の工事5件を近く公告する。一般土木4件は簡易型総合評価・施工実績審査型、電気1件は制限付き一般競争でそれぞれ入札する予定。概算工事費の合計は9億6000万円となっている。