北海道開発局は7月30日、北海道横断自動車道足寄―陸別間の事業再開を公表した。同2日に開いた開発局事業審議委員会後、高速自動車国道法に基づく整備計画の変更手続きを終えての発表。今後、現地で測量や調査などの業務を発注するための準備を進める方針だ。長らく凍結していた足寄―陸別間の延長31㌔整備が再始動することで、災害時のリダンダンシー確保、物流の輸送効率化への期待が高まる。
この記事は北海道建設新聞2021年8月2日付12面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。
上ノ国町は、史跡上之国館跡(花沢館跡)整備の基本計画策定を公募型プロポーザルで公告した。参加表明書の提出は郵送か持参で8月6日午後5時(必着)まで。9月2日にプレゼンテーションし、同中旬に決定する予定だ。
千歳市の山口幸太郎市長は28日の定例記者会見で、世界文化遺産に登録されたキウス周堤墓群の今後について「観光振興となれば、他の観光資源と組み合わせた周遊ルート作りが必要。貴重な遺産なので、傷つけないで保存することに配慮し工夫しながら考えたい」と述べた。