大手ゼネコン4社の2021年3月期決算が出そろった。全社減収減益に終わり、鹿島が3期連続、大林組が2期連続の減益だった。連結売上高は鹿島が8期ぶりに首位に返り咲いた。営業利益は大成建設が2期連続で最多。最終的なもうけを示す純利益は2期ぶりに大林組がトップとなったが、各社とも1000億円を割り、新型コロナウイルス感染症拡大による建設市場の収益悪化を裏付けた。大成建設と清水建設は各利益が前期水準の70%台と低迷した。
当別町は、都市計画マスタープラン改訂版をまとめた。計画期間は2021年度から40年度まで。22年春開業のJR札沼線ロイズタウン駅関係では、駅前広場の整備や集客施設の設置・運営支援の検討を盛り込み、新しいまちの顔づくりを推進する。石狩当別駅と石狩太美駅周辺は、公共施設などの都市機能を誘導する区域と位置付け、生活拠点の形成を図る。