紋別市は、移転建て替えを計画している幼児療育センターについて、2018年6月中旬に、建築主体、電気設備、機械設備の3分割で指名競争入札を実施する予定だ。入札後の同月中に着工する見通しで、19年3月までの完成を目指している。規模はW造、平屋、延べ640m²程度。総事業費は積算中だが、建物の規模から3億円ほどと想定される。同センター建て替えは、旧広域紋別病院跡地利用構想の初弾工事となる。
厚真町が公募していた古民家「旧山口家」を活用する事業者が、ワタミ(本社・東京)の関連会社に決まった。地元食材を使用したカフェレストランや6人程度泊まれる民宿の運営を計画しているという。町は2018年6月にも旧山口家の移築・再生工事を発注。同年内に完成させ、19年1月に同社と賃貸契約を結ぶ方針だ。
不動産業のヒューリック(本社・東京)が、札幌駅前通に保有するヒューリック札幌NORTH33ビルの建て替えを計画していることが22日、分かった。新ビルの概要やスケジュールは未定だが、既にテナント入居者に転居を求めており、2018年9月にも全空室になる見通しだ。17年度中にも方向性を固める。
美深町は、新たな地場産業としてチョウザメを生産・研究するために建設する仮称チョウザメセンターの総事業費を、マイクロ水力発電所などの整備を見送ることで当初試算していた約24億円の半分以下まで圧縮する方針だ。本年度から工事に取り掛かり、ふ化施設棟建設などを進めており、2018年度は給排水路と一部水槽設置に着手する考え。給排水路などの基幹施設は、優先順位を整理した上で毎年施工対象の規模を検討し工事に取り組む予定となっている。