根室地方総合開発期成会(会長・石垣雅敏根室市長)は3日、根室市内の道立北方四島交流センターで定期総会を開いた。2020年度の開発促進要望として重点事項と一般事項を決定。新規要望事項では千島海溝沿い地震の被害想定早期公表と防災対策の財政支援や、根室市役所庁舎建て替えの財源支援事業年度延長などを盛り込んだ。
エアウォーター(大阪市中央区南船場2丁目12の8、白井清司社長)は、道内での物流・食品事業強化を進めるため旭川市に大型冷凍倉庫、札幌市白石区に低温物流センターをそれぞれ新設する計画だ。どちらも規模は未定だが年内の着工、2020年8月までの完成を予定している。
美幌町は、新役場庁舎建設を主体、電気、設備の3分割で7月ごろに指名する考えだ。6月の定例町議会で2019・20年度の2カ年の債務負担行為を設定し、19年度施工分の工事費約1億3000万円を補正する見通し。8月の臨時議会か9月の定例議会で契約承認を得て10月に着工する考えで、21年2月の完成を目指す。総工費としては約25億円を積み上げている。
北広島市は2020―27年度の8年間で、水道事業に総額43億7190万円の投資を計画している。配水池の電気計装・機械設備更新をはじめ、管路改良、耐震化などを段階的に進める。毎年度の投資額は4億―6億円台に上っている。