神恵内村は、5月にも役場庁舎新築主体と外構Ⅰ期を指名する。建築主体はS造、3階一部4階、延べ1874m²の規模で、2019―20年度の継続費8億7950万円を設定。特定共同体の登録は締め切っており、臨時議会で承認後に着工する。外構Ⅰ期は支障物件解体と敷地造成で、5月の着工・完成を目指す。
道建設部は、佐幌川の水防災対策で計画する佐幌ダム(新得町)再生事業が2019年度に実施計画調査段階に入ることを明らかにした。現時点の計画では、堤高を現在の46・6mから49・5mにかさ上げし、総貯水量を1200万m³へと増強する。19年度は事業費2億5400万円(事務費含む)を投じて、水文調査などに着手する。
鉄道・運輸機構は1日、2019年度の鉄道建設事業概要と発注見通しを公表した。北海道新幹線の建設事業費は567億円で、前年度当初比41・8%増。このうち新函館北斗―札幌間には487億円を投じる。WTO対象はトンネル工事4件を予定。延長約1300㍍の国縫トンネルに着工するほか、後志トンネル天神工区ほか着工済みトンネルの新工区を発注する。北斗市内では市渡高架橋などにも着工する。