道は国の2018年度2次補正予算を活用し、道内9つの国立、国定公園にある道有施設を整備する。防災・減災、国土強靱(きょうじん)化に向けた3カ年緊急対策の一環で、6億5163万円を措置。計14カ所で園路や避難小屋の改修などに着手し、19年度内の完了を見込んでいる。
北見市は、2019―21年度を対象とする第2期総合計画第1次実施計画をまとめた。全288事業を盛り込み、期間内の事業費は総額442億1210万7000円と試算。大型の建設事業としては、20年内の完成を目指す新市庁舎と上下水道局庁舎建設、18年度から3カ年で工事を進めている大和最終処分場整備、橋梁新設を含む三輪通道路整備、各公住の整備などが盛り込まれた。また、とん田保育園改築や温根湯中改修などの大型新規事業も挙がった。
苫小牧市は2019年度、苫小牧発祥の地、勇払開拓史跡公園を修繕する予定だ。再編関連訓練移転等交付金を活用し、老朽化が進む石畳やブロック塀、境界フェンス、墓石舎の腐食防止などを実施する。時間を問わず来訪する参拝者の安全確保のため、街灯も設置する。19年度予算案に整備費1980万円を計上した。
札幌市環境局は、駒岡清掃工場更新の事業者選定を、WTO政府調達協定の対象事業として、総合評価方式で8月上旬に公告する方針を固めた。設計・施工、維持管理運営を民間に包括的に委託するDBO(公設民営)方式を採用する。落札者決定は2020年2月中旬を予定。更新は設計、施工合わせ約5年を見込み、運営・維持管理は25年度からの20年間を想定している。