岩見沢市は、2019、20年度の2カ年で栗沢文化交流施設を建設する。規模はRC造、平屋、延べ1814m²。19年度予算案に2カ年事業の1年目として3億6540万円を措置した。発注方式や件数などに流動的な部分を残しているが、入札時期は5月中旬を予定。6月定例市議会で契約承認を受けた後に着工し、20年10月の供用開始を目指す。工事費には約9億6000万円を見込んでいる。
苫小牧市は2019年度当初予算案で、私立保育所2施設の整備補助に5億2464万円を計上している。既存の幼稚園に保育所を併設するほか、老朽化施設を建て替える内容。いずれも20年4月開設の予定だ。
道は国の2018年度2次補正予算を活用し、道内9つの国立、国定公園にある道有施設を整備する。防災・減災、国土強靱(きょうじん)化に向けた3カ年緊急対策の一環で、6億5163万円を措置。計14カ所で園路や避難小屋の改修などに着手し、19年度内の完了を見込んでいる。
北見市は、2019―21年度を対象とする第2期総合計画第1次実施計画をまとめた。全288事業を盛り込み、期間内の事業費は総額442億1210万7000円と試算。大型の建設事業としては、20年内の完成を目指す新市庁舎と上下水道局庁舎建設、18年度から3カ年で工事を進めている大和最終処分場整備、橋梁新設を含む三輪通道路整備、各公住の整備などが盛り込まれた。また、とん田保育園改築や温根湯中改修などの大型新規事業も挙がった。