稚内市内で戸建て、共同住宅の新築が激減している。これまで年平均90戸で推移していたが、2022、23年は2年連続で50戸を下回った。特に戸建て住宅は建設費の上昇に伴う高価格化で購買力が低下。賃貸共同住宅も近年は着工実績が乏しく、今後も建設される見通しが立たない。一方で戸建て、共同住宅ともに中古物件を買う動きが強まっているが、価格上昇が続いていて予断を許さない状況にある。
後志管内土木3官庁(小樽開建、小樽建管、後志総合局農村)の2023年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期と同数の125者が5.7%増の316億3286万円を確保。総額に占める管内業者のシェアは65.8%だった。
宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村振興課)の2023年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。72者が前年度同期比1.7%増の160億6323万3000円を受注した。業者別では15件、17億8980万円を獲得した安田建設が上半期(4―9月)に引き続き首位に立った。
十勝管内土木3官庁(帯広開建、帯広建管、十勝総合局調整課)の2023年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績がまとまった。158者が357億3914万円を受注。前年度同期と比べ業者は同数だが、金額は6.6%下回る。首位の宮坂建設工業は42億1867万円を獲得した。
留萌管内土木3官庁(留萌開建、留萌建管、留萌振興局農村振興課)の2023年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。82者が総額180億9191万円を獲得。13件、27億9300万円を落札した堀口組が、第1四半期(4―6月)から首位を維持している。