宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村振興課)の2023年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。67者が前年度同期比1.3%増の154億2727万9000円を受注した。業者別では14件、17億5798万4000円を獲得した安田建設が首位に立った。
後志管内土木3官庁(小樽開建、小樽建管、後志総合局農村)の2023年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期より1者少ない117者が7%増の311億5678万円を確保。上位20者では4者が入れ替わった。
留萌管内土木3官庁(留萌開建、留萌建管、留萌振興局農村振興課)の2023年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。81者が総額169億6045万円を獲得。12件、27億730万円を受注した堀口組が、第1四半期(4―6月)に続き首位を堅持した。
人口およそ3000人の下川町で住宅需要が堅調だ。順調な移住者の流入により公住や民間賃貸住宅、空き家は満室や入居待ちが続いている。町の関係者は子育て世帯の住み替えなどが旺盛で「空き家もなくなってきている」とうれしい悲鳴を上げる。町は住宅確保のため2024年度の民間賃貸住宅建設補助金の新設を視野に入れている。
富良野市内の人手不足が、近年で最悪レベルになっている。指標となる有効求人倍率は2023年3月時点で、市が記録を開始してから最も高い2・1倍に上る。市内企業が求める労働力に対し、働きたい人が半分しかいなかった。地域経済の停滞を招き、〝2024年問題〟で苦しむ建設業にも追い打ちだ。