2022年05月17日 19時04分
札幌市財政局の2021年度業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。受注総額は777億8054万円で、前年度比に比べ5.5%減少。過去5年で見ると、平均額を8.2%下回った。市内業者のシェアは86.7%。第4四半期(1―3月)に駒岡清掃工場更新自営線敷設を19億4000万円で受注した北海電気工事が首位を獲得した。
2022年05月17日 09時00分
北海道建設新聞社は2021年度のゼネコン道内受注高ランキングをまとめた。20年度に引き続き大成建設が首位となり、受注総額は約665億円に上った。以下、岩田地崎建設の649億円、鹿島の505億円と続き、この3社は民間建築の受注を大きく伸ばして総額500億円を突破。自己最高を更新した。上位50社の受注総額は7279億8069万5000円で前年度より12.9%、約833億円増加。過去15年間で18年度に次いで2番目に位置する。
2022年05月13日 09時00分
北海道建設新聞社は、道内の主要ゼネコンを対象に賃上げの対応などをアンケートした。全体の4分の3が総合評価での加点措置に沿った賃上げを実施したと答えた。担い手確保や若手職員定着という従来の目的のほか、加点によって受注機会を確保するために多くの企業が賃上げに踏み切ったとみられる。ただ、自由回答では「賃金引き上げに重点を置く加点措置は企業の経営を疲弊させる」と加点措置に懸念を示す意見が聞かれた。