2022年04月05日 08時00分
林野庁は2020年度の公共建築物の木造率に関する試算結果を公表した。20年度着工の全国公共建築物木造率は、前年度より0.1ポイント上昇し13.9%となった。一方、北海道は16%と平均を上回ったものの、前年度より2.2ポイント下降。うち3階以下の低層公共建築物では30.7%となり、こちらも前年度を3.4%下回る結果となっている。広大な森林資源を生かし、道産材が広く出回る仕組みづくりが普及の後押しとなりそうだ。
2022年04月04日 19時01分
札幌市財政局は4日、2021年度に完成した工事の施行成績評定を明らかにした。土木と営繕を合わせた1152件の平均点は前年度を0・6点上回る77・6点で、5年連続で上昇。土木系の平均点は0・5点アップの78・2点、営繕系も1点上回る76・3点となった。最高点は土木系の新川処理区Ⅵ―1000北6条西12丁目ほか下水道新設(杉原建設)の93点だった。
2022年03月29日 09時00分
北海道生コンクリート工業組合は、2022年度の道内生コン需要量を301万7000m³と想定する。統計を取り始めてから過去最低の水準。全道29地域のうち19地域が前年度より下回ると考え、横ばいと増加を予想するのはそれぞれ5地域だった。最大市場の札幌は前年度より5%少ない97万5000m³をみている。
2022年03月24日 15時00分
札幌市中央区大通エリアで再開発計画の動きが活発化している。大通西4丁目街区で道銀ビルディングと西側に隣接する新大通ビルディングの一体開発が決まり、24日にも再開発準備組合が発足。事業化に向けた協議が本格化する。1月に閉館した商業ビル「4丁目プラザ」は、新ビル建設に向けて月内から解体に着手した。大通エリアの動きを追い風にコロナ禍で下火となっていたビルや土地の売買が出始め、事業者はホテルやオフィス投資への準備を進めている。