2020年01月29日 12時00分
札幌市内で2019年に新規発売された分譲マンションは1333戸で、前年を20.5%下回ることが住宅流通研究所の調査で分かった。18年に大型再開発に伴う高層マンションの供給が相次いだことによる反動などが影響した。販売したデベロッパーは前年と同じ21社。クリーンリバーが208戸を発売し、10年連続で首位となっている。
2020年01月28日 12時00分
人口減少が止まらない本道で、スーパーマーケットの店舗数が減り続けている。全国スーパーマーケット協会がこのほど公開した調査結果によると、2019年12月末時点の道内スーパーは1132店で、年間を通して14店減った。前年末比でマイナスになるのは17年以来3年連続。19年は、これまで3―6店だった減少幅が大きくなった。
2020年01月03日 10時00分
北大大学院の今日出人特任教授は、北海道建設業協会の会員企業へのアンケートやヒアリングを基に、道内建設業のBCP(業務継続計画)の現状と課題点を論文にまとめた。論文では地域間距離が大きいなどの北海道の地理的特徴を考慮し、地方建協が当該地域の建設業全体をカバーしたり、建協同士が互いのエリアを補完したりするBCPの必要性を強調。大規模災害時に道外からの緊急支援が難しい場合に備え、行政や各産業分野も巻き込んだ広域な「地域版BCP」の策定を検討するべきとした。
2019年12月09日 07時00分
道経済部は、2019年度第1四半期(4―6月)の道内観光入り込み客数(実数)をまとめた。道内を訪れた観光客は1580万人と前年度同期を1.9%上回った。このうち、外国人観光客は4.4%増の64万8100人を占め、伸び率は鈍化したものの、第1四半期としては過去最高を記録した。
2019年12月05日 12時00分
北海道生コンクリート工業組合は、2019年度の道内生コンクリート需要量を当初の想定より3%上方修正し、335万7000m³に変更した。18年度実績の344万m³には2%ほど届かないが、全道29協同組合のうち13協組で増える見通しを示した。今後は、当初の見込みよりも動きの鈍い官需の盛り返しが鍵を握るとみている。