札幌市の2018年度開発行為の許可実績がまとまった。件数は1件増の21件、総面積は25万5840m²で、大きく落ち込んだ17年度に比べ41.1%増と過去10年の平均水準に戻った。3・6倍と自己用の大幅増に加え、非自己用は物販店舗や学校などの開発が8・5倍に増えたことなどが全体を押し上げた。
北洋銀行は8日、2019年度の道内経済見通しを発表した。実質成長率について、18年12月に発表した当初予測から0.1ポイント上方修正し、0.7%とした。公共投資と設備投資が拡大していることが主因。プラス成長が実現すれば3期連続となる。物価変動の影響を受ける名目成長率は1.5%とした。
日本政策投資銀行北海道支店は1日、2019年度道内設備投資計画調査の結果を発表した。投資額は前年度実績比11.6%増の4888億円で、2年連続の増加。製造業、非製造業ともに前年度を上回り、直近10年では16年度に並ぶ高い水準となっている。
胆振・日高管内主要土木3官庁(室蘭開建、室蘭建管、胆振総合局・日高振興局両農村)2019年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。受注総額は、前年度同期比53%増の499億5086万円。首位は34億円余りを獲得した岩倉建設となった。10億円を上回る業者は前年度同期から9者増の14者。北海道胆振東部地震に伴う緊急、復旧工事による発注増加の影響が色濃く出た。
札幌市は18日、2018年度の観光客入り込み状況を発表した。外国人宿泊者数は前年度に比べ5.7%多い271万9000人で、7年連続で過去最多を更新した。札幌を訪れた観光客数は同3.8%増の1584万6000人で、4年連続の最多更新となる。