経済産業省の統計によると、2018年の道内砕石生産量は1085万㌧で、前年を5%上回った。出荷量は4.3%増の1082万6000㌧。生産量、出荷量ともに2年連続で1000万㌧台に乗った。
札幌管区気象台は25日、北海道地方の地球温暖化予測情報を発表した。21世紀末(2076―95年)の年平均気温は5度程度上昇する見通し。大雨などの発生頻度も増加し、日降水量100㍉以上の大雨や1時間降水量30㍉以上の短時間強雨は1地点当たり年に1日程度の出現が予測されている。
北海道開発局は19日、2017年度の道内投道内投資3.7兆円 2年ぶりに減少資額を表す総固定資本形成の速報値をまとめた。物価変動の影響を含む名目は、前年度比1.9%減の総額3兆7415億円にとどまり、2年ぶりに減少した。3次産業を中心とする民間企業の設備投資減少が大きな要因だが、公的部門は16年8月台風災害の復旧事業繰り越しなどで名目2.4%増の1兆5580億円となっており、平行する形で建設業も設備投資を伸ばしている。
北海道生コンクリート工業組合は、2019年度の道内生コン需要を326万9000m³ほどと想定している。18年度の出荷見通しに比べて約4%少ない。市街地の大規模再開発などを背景に札幌は2%増、函館は前年度並みの水準を見込むが、大型の建設需要でにぎわった千歳や苫小牧は反動減に陥るとみている。全道29地域のうち16地域が、前年度より需要が落ちると予想した。