石油製品の価格が堅調に推移している。2018年8月の道内ガソリン価格は、お盆期間中の帰省客などを狙った販売競争もあってジリ安で推移したが、9月は卸価格が上昇に転じたことから、再び上げ局面を迎えている。軽油も同様の展開。夜半から早朝にかけての冷え込みとともに商戦が見えてきた灯油は、18日現在で店頭販売は1㍑当たり95・7円、配達は97・3円が平均価格となっている。
2018年に道内企業で働く女性管理職の割合は平均6.1%で、前年を0.2ポイント下回ることが、帝国データバンク札幌支店の「女性登用に対する道内企業の意識調査」で分かった。建設業は0.3ポイント増の4.3%。また、従業員全体に占める女性の割合は平均21.7%で0.2ポイント、役員は平均8.7%で0.8ポイントそれぞれ上昇した。
道建設部は、2017年度の建設工事下請け状況調査結果をまとめた。元請けと下請けの契約や代金支払いなどに問題があって指導・要請を行ったものは、建管発注分で381件、建築局発注分で22件だった。公共工事設計労務単価を下回る労務単価が設定されていたため改善を要請したものは、建築局工事で前年度より減少したが、建管工事は前年度を上回る296件と、依然として多い状況が結果に表れた。社会保険加入促進のため新たな調査事項とした「法定福利費を内訳明示した見積書」は、建管工事81件、建築局工事7件で明示していなかった。
北洋銀行は、2018年度の道内新設住宅着工戸数について、前年度実績(3万762戸)を3.7%下回る3万5700戸程度を予測している。19年10月に予定されている消費増税前の駆け込みで戸建ての需要があるものの、主力となっている貸家が減速傾向にあるため。