道立高等技術専門学院建築技術科の2017年就職率は、前年度から6.3ポイント下回る92%にとどまった。9割以上を維持したものの、3年ぶりにマイナスに転じた。一方、訓練生の充足率は18年度が57.8%と2年連続で減少。著しい伸び悩みに道はものづくりへの興味が薄れてきていると危機感を募らせている。
札幌市都市局は、2018年6月の建築確認件数(速報値)をまとめた。住宅、非住宅合わせて前年同月比0.6%増の709件と、ほぼ前年並み。住宅ではマンション等が3割増と好調な一方、木造アパート等が3割減に落ち込んでいる。
2018年上半期(1―6月)に札幌市内で発売された分譲マンションは921戸で、前年同期を30.6%上回ったことが住宅流通研究所の調査で分かった。成約戸数は948戸で26.4%の増加。これまで旺盛だった中央区での発売が、価格上昇や建設適地の少なさを背景に鈍化する一方で、東区や西区、豊平区といった都心から離れたエリアでの供給が増え、全体を押し上げた。
道が取りまとめた2017年度の道内市町村別体験移住実績によると、釧路市が滞在者数、滞在日数とも2位以下に大きく差をつけ、7年連続で1位となった。