北海道建設業信用保証(本社・札幌)の吉田義一社長は23日、北海道建設記者会と懇談し、2018年度上半期(4―9月)の保証事業を通じた公共事業や重点推進方針の進捗(しんちょく)状況などを振り返った。
事業費で8000億円台に乗せた2019年度開発予算概算要求。北海道胆振東部地震による被害など道内を取り巻く環境は大きく変化しつつある。自民党政調北海道総合振興特別委員会前事務局長として予算編成に携わり、現在文部科学大臣政務官の中村裕之衆議院議員は、防災・減災への注力や全国10兆円規模の特別枠が必要と積極的な公共投資の必要性を説く。
後志利別川の今金町住吉頭首工で10―12日、既存の魚道に石を組んで遡上(そじょう)効率を高めるフィールドワークが開かれた。流域生態研究所の妹尾優二所長の指導・監修の下、地域住民やコンサル業者らが石を組み、多様な流れを作り、魚類に優しい環境へと変えた。