札幌市円山動物園は9日、昨年10月に完成したホッキョクグマ館の報道機関向け内覧会を開いた。ホッキョクグマとアザラシを併設展示するこの施設は、屋外放飼場や全長18mの水中トンネルなど多くの見どころを備える。この日は、ホッキョクグマの親子、ララ(雌)とリラ(雌)がプールでアザラシを追い掛けて泳ぐなど、広い施設を目いっぱい使ってうれしそうに遊び回っていた。
2020年度に始まる道内7空港一括民間委託。夏からの審査に向け、運営権取得を狙う企業の動きが慌ただしさを増す。新千歳空港ビルの運営実績がある北海道空港は入札参加に意欲を示し、メンバー組成で大詰めを迎える。住吉哲治会長は「もうかるところだけ集中して投資はしない」と、新千歳空港だけでなく地方空港を含めた開発に注力する構えを見せる。
JR札沼線(北海道医療大―新十津川間)の沿線4町長による札沼線沿線まちづくり検討会議の議長を務める上坂隆一月形町長は5日、役場庁舎で記者会見し、それぞれの地域にとって最適な公共交通体系の構築に向け、正式にJRと協議に入ることを報告した。今後は4町がそれぞれ、将来のまちづくりなども踏まえて協議を進め、その結果を共有しながら、札沼線の存廃について検討していく。