後志利別川の今金町住吉頭首工で10―12日、既存の魚道に石を組んで遡上(そじょう)効率を高めるフィールドワークが開かれた。流域生態研究所の妹尾優二所長の指導・監修の下、地域住民やコンサル業者らが石を組み、多様な流れを作り、魚類に優しい環境へと変えた。
北海道ガスは11日、今月営業運転を開始した石狩発電所を報道機関に公開した。液化天然ガス(LNG)を燃料とした自社電源を整備し、安定した電力供給体制を築くことが目的。発電時の廃熱を有効活用し、電力・ガス製造コストの抑制につなげる工夫も凝らしている。
JR札沼線(北海道医療大―新十津川間)の沿線4町長による札沼線沿線まちづくり検討会議の会合が12日、月形町役場で開かれた。4町の総意として、札沼線を廃止し、バス転換を容認することを確認した。今後、具体的な廃線日やバス転換方法、まちづくりについて国や道、JR北海道と協議する。