2018年09月21日 20時00分
十勝総合局は19日、北海道胆振東部地震に関する管内被害状況の緊急実態調査(暫定版)を公表した。三井真局長ら同局の職員が産業団体や医療機関などへのヒアリングを実施してまとめたもの。多くの団体から停電復旧のタイミングが分からず、対応に苦労したという声が上がった。
2018年09月21日 12時00分
札幌市は20日、北海道胆振東部地震に伴う災害復旧や被災者支援として、182億4040万円の追加補正予算案を発表した。25日開会の第3回定例議会に提案し、早期議決を求める。公共施設の災復費は道路、公園に79億円、下水道に71億円、建物関連で14億円など総額167億円を計上。仮設住宅の提供など被災者支援には15億円を充てる。
2018年09月21日 07時00分
北海道胆振東部地震による被害額は、公共土木施設や農林水産業の被害などを合わせて1500億円が積み上がっている。このうち公共土木施設は道路や橋梁、河川などの被災で少なくとも1000億円の被害となっている。ただ、確認できていない箇所もあるため、今後被害額はさらに膨らむ可能性が高い。
2018年09月20日 20時00分
北海道開発局は19日、北海道胆振東部地震で土砂崩れや流木の被害を受けた厚真ダムの応急復旧状況を報道機関に公開した。自衛隊の応援も得て流木撤去は終え、残る土砂の除去は数週間で終える見通し。農業調査課の都築慶剛課長は「ダムに土砂がかかっていたのはショッキングだが、安全は確保できており、安心してほしい」と呼び掛けている。
2018年09月20日 07時00分
北海道胆振東部地震で厚真、安平、むかわの3町の被害が甚大となる中、震度6弱に見舞われた日高町でも道路や河川、上下水道といったインフラなどの被害が多発した。門別地区に集中しており、町は被災箇所の把握や応急復旧を進めている。時期は未定だが町道6路線と1河川は災害査定を受けて本復旧を行う方針だ。現時点での被害額は未定。