室蘭市は、仮称・市環境科学館・図書館整備に伴って解体する、青少年科学館の敷地内で展示している蒸気機関車(SL)を、旧室蘭駅舎敷地内に移設する計画だ。2018年度に市民意見を聴取しながら詳細を固め、19年度の移設を目指す。撤去・設置合わせた事業費に4830万円を見込み、一部にクラウドファンディング(CF)を活用することも検討している。
室蘭市、室蘭観光協会、室蘭商工会議所などで構成する室蘭観光推進連絡会議と道南バスが運行する室蘭夜景見学バスが、10月に2017年度の営業を終えた。毎週土曜日とゴールデンウイーク期間中のほか、7、9、10月の3連休の日曜日に限定した運行だが、17年度は道外からの乗客も多く、定員に対する乗車率が約9割に上った。好調の理由や、次年度に向けての意気込みなどを、室蘭観光協会の仲嶋憲一事務局長に聞いた。
十勝管内で砂利の供給が逼迫(ひっぱく)している。台風災害復旧工事の本格化に伴い需要が大幅に増加したためで、路盤材や基礎砂利、コンクリート用骨材、舗装用骨材なども品薄の状態だ。十勝骨材共販協同組合(15社17プラント、斎藤悟郎理事長)は「各組合員が自助努力で生産数量を上げているが、在庫がいつ切れてもおかしくない」と話し、場合によっては供給不能も予想されるなど事態は深刻化している。
観光庁は、観光立国ショーケースの観光モデル都市として選定した釧路市、金沢市、長崎市の観光資源を活用し、より魅力的な観光都市を目指すために、3都市のニーズに合わせた事業のアイデアやサービスを提供できる民間企業を22日まで募集している。訪日外国人旅行者の地方誘客促進を図り、観光地域の活性化を目指す。