2020年11月16日 10時00分

網走刑務所は、網走市三眺にある旧刑務作業用地の有効活用を計画している。農場や山林の旧作業用地757haを民間事業者などに貸し出して事業を創出し、地域活性化や受刑者の職業指導・出所者の社会復帰を推進する。2021年度から5カ年を事業期間とし、16日から企画提案を求める。刑務所が所有地を開放し、不特定多数の利用を含め有効活用を図るのは全国的にも珍しい取り組みだ。
2020年11月15日 10時00分

新たなシンボルがオープン―。恵庭市の道と川の駅「花ロードえにわ」隣接地で整備を進めていた花の拠点「はなふる」が11日、供用開始した。中央の芝生広場を7つのガーデンが囲み、四季折々の風景を楽しむことができる。子どもの遊び場を備えたセンターハウスも同時に開業。各地から訪れる利用者を受け入れ、にぎわい創出を図る。
2020年11月14日 10時00分

貴重な炭鉱遺産を後世へ―。美唄市教育委員会は、日本遺産炭鉄港の構成文化財である旧美唄鉄道東明駅舎とSLの4110形式十輪連結タンク機関車2号の修繕を計画し、市にとって初のクラウドファンディング(CF)を開始した。ふるさと納税型のプロジェクトで、目標額は1180万円。募集期間は12月10日まで。
2020年11月10日 09時00分
解体が計画されている北海道百年記念塔を巡って、日本建築学会北海道支部歴史意匠専門委員会の有志は6日、鈴木直道知事に「存続に関する要望書」を提出した。要望書では建築から50年経過した百年記念塔の有形文化財としての価値などを訴え、あらためて幅広い専門家の意見を聞き、修理・改修について最善の検討を望んだ。
2020年11月05日 15時00分

北海道経済連合会は2日、札幌市内の北洋銀行セミナーホールで第二青函トンネルに関するシンポジウムを開催した。日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は従来の計画を改良し、片道1車線の自動運転車専用道路と、貨物輸送の単線鉄道の併用トンネル1基を整備する案を発表した。延長31㌔、内径15mのシールドトンネルとし、最大勾配は2.5%、海底下の最小土かぶりは30mと設定。概算事業費は7200億円を見込む。