2023年03月02日 08時00分
経済小説・社会派推理小説で知られる作家の相場英雄氏(55)が2月、本道を舞台とした新作ミステリー「覇王の轍」を小学館から出版した。北海道新幹線の札幌延伸工事に絡んで、鉄道や官僚組織、報道の実態を描きながら「巨悪」を浮かび上がらせる展開で、広く話題を呼んでいる。著者に、執筆の経緯や本道との関わりを尋ねた。
2023年02月21日 17時15分
ダムでためたうま味、十勝から発信―。帯広開建帯広河川事務所が地元事業者と取り組む、札内川ダムを使った飲食品貯蔵で熟成したチーズが完成した。23日から3月末まで帯広市内の「Tokachi Cafeみるね。」で提供する札内川ダム熟成チーズカレーセットに使い、同ダムで貯蔵したコーヒーと合わせて出す。3月からはチーズのみの一般販売も予定する。
2023年01月31日 17時15分
幕別町は2024年度、アイヌ文化拠点空間整備事業の生活館棟新築に着工する。25年度には展示館棟を新築。外構や改修を含む概算工事費は11億3700万円とする。敷地全体をアイヌの集落であるコタンに見立て、アイヌ文化の伝承と来訪者が民族への理解を深める空間とする。23年度は建設地の千住生活館解体と生活館棟の実施設計に取り組む。
2023年01月29日 08時00分
東川町と美瑛町にまたがる天人峡温泉地区の再生が2023年度から始まる。最短2カ年で、景観を損ねている廃ホテル2施設を東川町が解体し、跡地に露天風呂か足湯を設置する構想。解体は早ければ6、7月に始める。廃虚のイメージを払拭(ふっしょく)し、風致探勝林の自然美をより際立たせた観光名所によみがえらせる。
2023年01月27日 08時00分
地元工務店発、日本最大級のサウナで地元に元気を―。住計画FURUTA(本社・帯広)は新事業の「5737コンナサウナ」を4月にオープンする。JR帯広駅から車で10分の敷地4379m²に約2坪の木造コンテナ型サウナ12棟を同社の設計施工で建てる。国内では珍しい薪(まき)サウナで、熱源は同社工場で出る端材を使用。十勝の新たな文化として根付かせ、移住者の確保と地域活性化を目指す。