ほっかいどう

地域振興の鍵は〝複合化〟 道内百貨店跡地活用を考察

2022年11月11日 19時00分
地域振興の鍵は〝複合化〟 道内百貨店跡地活用を考察

 帯広市の中心部として君臨し続けた藤丸百貨店が2023年1月31日、その歴史に幕を下ろす。市民は「本当に悲しい」「残念だ」と嘆く。しかし、閉店の主因は集客力の減退に伴う売り上げの減少。2000年以降、道内各地で店を閉じた百貨店と同じ構図だ。地元経済界からは人口減少下の商圏に「百貨店は現代に合わない」という指摘もある。今後のまちづくりが注目される中、百貨店跡地の再生は地域の特性やニーズに合わせた「複合化」がキーワードになりつつある。

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豊富な人材が札幌の魅力/カヤック 柳澤大輔CEO

2022年11月10日 18時59分
豊富な人材が札幌の魅力/カヤック 柳澤大輔CEO

 ゲーム開発や地方創生を手掛けるカヤック(本社・神奈川県鎌倉市)は、子会社設立を皮切りに札幌での事業展開を強める構えだ。10月下旬に秋元克広札幌市長を表敬訪問した柳澤大輔CEOは、官民連携にも期待を寄せた。札幌の事業やまちづくりへの考えを聞いた。

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北の住まい設計コンペ 最優秀賞は「坂ニ黄昏ル虚ロ舟」

2022年10月30日 09時00分
北の住まい設計コンペ 最優秀賞は「坂ニ黄昏ル虚ロ舟」

 北海道建築士事務所協会は、第47回北の住まい住宅設計コンペの最優秀賞に北海学園大4年生の武者凌平さんと塩野谷基悟さんの共同作品「坂ニ黄昏ル虚ロ舟」を選んだ。小樽市朝里の崖の上に住宅がたたずむ大胆さが評価された。この他、優秀賞2作品、奨励賞4作品を選定した。今回のテーマは「斜めとイエ」。まちなかや郊外を問わず、道内各地の斜めの土地を自由に想定した作品を求め、応募作品56点の中から選考した。

道の駅おとふけが開業5カ月で来場者100万人突破

2022年10月12日 08時00分
道の駅おとふけが開業5カ月で来場者100万人突破

 道の駅おとふけ(愛称・なつぞらのふる里)の来場者が100万人を突破した。開業から168日目での達成に音更町の関係者は「想像以上の反響」と口をそろえる。一方で、フードコート内のゆとりがなく、来場者から「広くしてほしい」との声も聞こえた。町経済部の月居謙介産業連携課長は「来年度以降の状況次第で増築などを検討する可能性がある」と話す。

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チーズと日本酒の貯蔵・熟成 札内川ダムのリムトンネルで

2022年10月05日 08時00分
チーズと日本酒の貯蔵・熟成 札内川ダムのリムトンネルで

 帯広開建帯広河川事務所は9月30日、札内川ダムのリムトンネルでチーズと日本酒の貯蔵・熟成を始めた。北海道開発局が進める「かわたびほっかいどう」の一環で、4月のコーヒー豆熟成に続く第2弾。地元の飲食品を地元のダムで寝かせることで、新たな特産品の開発とダム施設の有効活用につなげる考えだ。

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