道路管理者や鉄道事業者で組織する北海道道路鉄道連絡会議は14日、札幌市内で開いた会合で、2014―17年度に実施したこ線橋の点検結果と修繕状況を報告した。早期に措置を講ずるべき判定区分Ⅲの未対策・未協議橋梁は全道で105橋という状況。長大橋では東日本高速道路北海道支社管理の道横断道黒松内釧路線発寒高架橋上下線2007mのほか、国道5号発寒高架橋上下線441m、道道白老大滝線白老こ線橋334mなどが対策未実施となる。
「お客さんには、注文から製品を納めるまで8カ月から10カ月かかると伝えている」(石狩管内のネジ類卸会社)―。全国的な課題になっている高力ボルトの品不足。鉄骨同士をつなげるときに使われる鋼製の部品で、主に橋梁や建築物などを建てる際に使用する。全国的な市街地再開発の動きと、ボルトメーカーに対する材料(鋼材)供給が追い付かず、昨年5月ごろから品薄状態が続いている。
内閣府は、地方創生拠点整備交付金の2018年度2次補正予算分として206事業に219億円を交付する。道内には、北見市や上士幌町など、18事業に28億5661万円を配分。生産・製造拠点や流通拠点施設などの整備を促進する。
札幌の発展に貢献した都市施設の筆頭に挙げられるのが、地下鉄(高速軌道)だ。50年以上も前に、都心部の渋滞を解消する都市交通として計画が描かれ、1972年の冬季五輪開催という追い風を受け、建設が進められた。今回は、先行して整備された南北線の計画が固まるまでの経緯に迫ってみる。