苫小牧市は2019年度、苫小牧発祥の地、勇払開拓史跡公園を修繕する予定だ。再編関連訓練移転等交付金を活用し、老朽化が進む石畳やブロック塀、境界フェンス、墓石舎の腐食防止などを実施する。時間を問わず来訪する参拝者の安全確保のため、街灯も設置する。19年度予算案に整備費1980万円を計上した。
国土交通省と農林水産省は22日、3月1日以降契約の直轄工事に適用する2019年度公共工事設計労務単価を発表した。道内の伸び率(単純平均)は、前年度と比較できる43職種平均で前年度比3.9%、普通作業員など主要12職種平均は4.3%それぞれ上昇した。前年度を上回るのは8年連続で、全職種の伸び率は全国平均を0.6ポイント上回った。北海道開発局は前年度と同様、旧単価で入札した工事への新単価反映特例措置を継続。道や札幌市も早期に適用する方向で調整しており、道は週内にも運用方針を決める。
北海道経済産業局は、市場規模の拡大が見込まれるスポーツ関連産業をターゲットとした「北海道スポーツ関連産業創出プラン」をまとめた。スポーツと周辺産業の融合により、地域の稼ぐ力を向上させるのが狙い。推進役となるプラットフォームを3月に立ち上げる。
国土地理院は、2018年9月に北海道胆振東部地震で被災した120カ所の水準点、6カ所の電子基準点の標高を改定した。厚真町で最大124㍉の沈降、平取町で最大67㍉の隆起を確認。被災地の災害復旧に必要なデータとして、同院のホームページで改定箇所を公表している。