札幌市財政局は15日、新たなくじ引き対策として試行する市況連動型失格判断基準の対象工事のうち、初弾となる北発寒第11号線北発寒第22号線―道道下手稲札幌線間舗装路面改良の開札結果を公表した。くじ引きの発生はなく、舗栄建設工業が1回目、税抜き3200万円で落札。また、応札者の4割が失格判断基準を下回った。同局では一定の効果があるとみて、今後の試行案件の動向も注視している。
大樹町は、公住まちなか団地新築の2024年度着工を目指している。W造、7棟30戸を想定し、市街地にある団地の用途廃止や建て替えに伴う入居者の受け皿とする。23年度の社会資本整備総合交付金を活用した公住整備1次要望に1000万円を挙げ、測量設計を進める。
小樽建管は蘭越町内を流れるオサンナイ川の砂防事業で、老朽化が進む2号ダムと3号ダムの緊急改築を計画している。9月にも2号ダム副堰堤設計を指名競争入札。2023年度の着工、24年度の事業完了を目指す。総事業費は3億2000万円を試算している。