2022年11月04日 08時00分

クレアル工業(本社・札幌)は建築・土木の専門工事業者。建築は主に躯体の現場溶接に関わり、杭頭補強筋溶接や柱脚基礎アンカーフレーム施工など、構造物の取り合いや工程間の隙間を埋める〝躯体仮設工事〟を主体とする。土木は橋梁補修に特化し、長寿命化に伴うさまざまな工事に対応。最近は東区東雁来にタイニーハウス(小さな家)の展示場を設け、本業の建築・土木に次ぐ新事業として次なる高みを目指している。
2022年11月01日 08時00分

海難事故の際に一人でも多くの命が助かれば―。メロディーロードで知られる篠田興業(本社・標津)は、気泡緩衝材(通称プチプチ)を使った救命胴衣補助具・仮称アノラッコを開発中だ。27日に標津漁港での海中実証実験を初めて実施。従業員が体を張って浮力や保温効果を確かめた。
2022年10月26日 08時00分

工事現場の雰囲気を、ユーモラスに表現した文具が人気を呼んでいる。現場でおなじみの「安全第一」「本日の作業工程」といったフレーズをはじめ、ヘルメットをかぶった人が頭を下げているイラストを付箋やマスキングテープにデザインしたものが店頭に並ぶ。デスク周りの演出やコミュニケーションツールとして道内文具店でも売れ筋商品となっている。
デスクワークで使われる機会が多い付箋には、背面の厚紙を組み立てると工事看板のようになるものや、タスク管理用として「本日の安全確認」と書かれたタイプがある。また、黒と黄色のトラロープ柄に「安全第一」の言葉を配したマスキングテープがラインアップされている。
2022年10月19日 17時20分

齊藤建設(本社・函館)は、複合現実(MR)技術を活用した施工管理システムを開発した。3次元化した設計データをゴーグルを介して現実空間とひも付けて投影。拡張現実(AR)よりも表現が優れているとし、特に消波ブロックの施工に有用だとPRする。2023年春の商品化とサービス提供開始を目指している。
2022年10月16日 08時00分

帯広開建発注の道横断道陸別町川向改良(萩原建設工業)の現場で、道内2例目となる定置式水平ジブクレーンを使用している。移動式クレーンと異なり、現場の職人が資材を玉掛けし、目で追いながら作業場所に運ぶ。運搬による事故や重労働リスクの軽減、現場の省人化に期待がかかる。記者が操作を体験し、今後の可能性を探った。