上士幌町は、生涯活躍のまち上士幌MaaSプロジェクトを10月5日からスタートさせる。国内初となるハンドルなしタイプの自動運転バスによる貨客混載の試験運行と、観光客に最適経路や近隣サービスの情報を提示するMaaSアプリ導入という2つの実証実験を進める取り組み。2020年2月をめどに実験結果をまとめ、移住人口と交流人口の増加につながる施策を検討していく。
道内の建設資材需給が厳しくなっている。国土交通省の主要建設資材需給・価格動向調査結果によると、8月の生コンクリートやアスファルト合材、H形鋼などの需給は前月よりひっ迫感が強まり、砂利や砂も均衡よりひっ迫気味にある。北海道新幹線札幌延伸に関連したトンネル工事や民間企業による建築工事で、生コンはニセコ地区を中心に需要が旺盛。アスファルト合材は秋口が出荷のピークだが、災害復旧や強靱(きょうじん)化などの特需から前年より1割近い高い水準にある。
鈴木直道知事は28日、岩見沢市北村地区でスマート農業技術の実地実演会と農作物の育成状況などを確認した。実際に生産者から農作物の生育状況やICT技術活用への意見を確認したほか、ロボットトラクターへの試乗を通してスマート農業への理解を深めた。