2018年06月21日 13時00分
炭鉱のまちを再生可能エネルギーの光が灯す―。スフェラーパワー(本社・京都)の球状太陽電池技術に注目が集まっている。約1―2㍉の電池の粒は、360度から効率よく太陽光を集められ、ガラス窓や繊維素材にも適応可能。工場がある上砂川町では、町内の防災力向上を狙い、ソーラーLEDライト「スフェラースティック」を2019年度から全戸に配布する方針だ。国内外から注目を集める技術の開発には、上砂川の炭鉱の歴史が深く関わっていた。
2018年06月17日 13時00分
函館建設業協会(森川基嗣会長)が安全対策やイメージアップの一環で取り組んでいる目玉シートに関する活用実態調査報告書がまとまった。6割以上が視線を感じると回答し、注意喚起につながったと分析。子どもたちが建設業に関心を持つきっかけにもなっている。調査した地域研究工房の小磯修二代表理事は「目玉シートの意義は気付きにある。見ることによって自主・自発的な行動につながる」と評している。
2018年06月14日 16時00分
【ノボシビルスクIDA】近年、ロシア・ノボシビルスク州の建設分野にはダイナミックな成長が見られる。2017年の住宅建設は延べ床面積が172万m²で、10年に比べて約70%増えている。15年にピークの173万m²を記録し、経済に逆風が吹く中でも高い水準を維持している。17年のこの分野の総投資額は500億㍔(約875億円)だった。人々はどんな住宅にお金を出したのか。また、住宅選びに当たって何を重視したのか。指標を調べると住宅購入者の好みが見えてくる。
2018年06月08日 17時00分
アモルフィ(本社・札幌)は、住宅メーカーやマンションデベロッパーなどの営業ツールに、VR(仮想現実)を使った「アルカサルVR」を提案している。現地に出向くことなく、手持ちのスマートフォンやパソコンの画面から仮想で物件の内覧をするシステム。室内を自由に移動したり、設備などの情報をテキストで確認できるので、営業スタッフが立ち会わなくても部屋の様子が把握できる。不動産業界だけでなく、ホテルやレストラン、結婚式場など商業施設の歩くパンフレットとして広く使ってもらいたい考えだ。
2018年06月02日 13時30分
安全現場のお守りに―。工事が本格化し、各社がさまざまな労働災害防止活動に取り組んでいる。札幌市西区の西野神社は、少し珍しい建設業向けの「作業安全守り」を扱っている。黄色と黒の縁取りが特長的で『作業機械安全守』の言葉が目を引く。きょう1日から全国安全週間準備月間。現場事務所や建機内に飾るのにうってつけだ。