そば産地で知られる幌加内町は、そば殻を固体燃料の「バイオコークス」に再生する製造装置を2023年度中に導入する。製造の低コスト化や運転経費の検証など実証実験に取り組む。3カ年かけて本格的製造プラントを設置し、稼働を始める方針だ。
函館市は上湯川町の3・3・77空港通(道道函館空港インター線)沿い5.4haで建築規制の緩和を計画している。函館新外環状道路空港道路の開通を背景に建ぺい率60%、容積率200%に拡大する方針。函館空港と高規格道路を結ぶ交通の要衝で、物流拠点などの新たな土地利用に期待がかかる。
釧根管内の自治体で橋梁添架管や水管橋の長寿命化対策が進んでいる。釧路市内の仁々志別川水管橋や中標津町内の標津川水管橋などで対策を計画する。全国で相次いだ崩落による断水事故を踏まえ、近接目視での点検強化や耐震補強などに取り組む動きが広がっている。
旭川市は、2024年度交付金・補助金の国費1次要望で、事業費ベースで8億6646万6000円を市営住宅整備費として積み上げている。第2豊岡団地3号棟の新築に着工するほか、同団地旧3、9号棟解体にも着手する考え。改修では忠和団地の給湯、第1東光団地などのエレベーター改修を見込んでいる。
芽室町は、芽室公園などの再整備を計画している。社会資本整備総合交付金を活用した2024年度公園整備の1次要望に、事業費ベースで2900万円を積み上げた。公園ストック再編計画の策定を予定。対象は約50ある町内全ての公園で、再整備や集約の方針をまとめる。発注方式は公募型プロポーザルや指名競争を含めて検討中。24年5月以降に入札し、町民とのワークショップやパブリックコメントを経て、年度末に策定する見通しだ。