石狩市は木質バイオマス発電の地産地消を目指している。未利用材による木質ペレットの製造、公共施設へのバイオマスボイラ導入など生産から消費までを市内で完結したい考え。石狩版木質バイオマス製造・流通モデル構築の実現に向け、2022年度は可能性調査に取り組む。木質ペレットの製造工場整備も視野に入れ、民間事業者と連携して雇用創出や経済活性化を図る。
札幌市建設局みどりの推進部は、造成を進めている厚別山本公園のうち南エリアの基本設計をまとめた。自然体験や土に触れる施設をコンセプトに設定。2022年度は測量や樹木調査を進め、23年度に実施設計を予定する。森の遊び場や芝生広場、サイクルコース、農業体験コーナーなどを視野に整備内容を検討する。検討していたパークPFIの導入は見送った。